郵政民営化：定額小為替の発行料金値上げ

普通に新聞やＴＶをご覧になっているみなさんならご存知でしょうが、来る10月1日（１週間後ですね）に郵便局が分割民営化して、ゆうちょ銀行やら日本郵便やらという会社に再編成されます。
過疎地の郵便局が閉鎖するだなんだのと騒がれていても、自分には影響ないだろうとたかをくくっていましたが、調べてみると意外とまずいことが判明しました。

定額小為替の発行手数料が、従来の１枚10円から１枚100円に値上がりします。

なにこれ10倍？　ふざけてるの？
しかも為替以外にも、払込手数料やら送金手数料やらもかなりの値上がりっぷり。どう見ても単なる便乗値上げですありがとうございました。
詳しくはゆうちょ銀行のこのページの下のほうを参照してください。

50円の為替を買うために100円かかるって、もうなんといったらいいのやら…。
小為替はイベントや通販代金の支払いによく使いますし、うちのＨＰでも為替を使った通販を行っていますので、人ごとではありません。
例えば2600円分の為替を買えば、４枚で400円。これなら現金書留や口座振込と大差ない料金ですよね。そこまでいかずとも、600円の本をお買い上げいただくために200円（＋80円）をお客様に負担していただくというのも充分心苦しい話です。
代金を切手で支払っていただくというのも考えましたが、切手なんて全然使わないしなあ。

そこで仕方なく、郵便貯金総合口座を作ってきました。いわゆる「ぱ・る・る」ってやつですね。これでしたら140円前後の料金で振替ができますので、今後通販を希望される方はこちらを利用していただくほうがよいかと思います。
しかも民営化後１年間は、ＡＴＭからの送金手数料が無料になるそうですし。わぁい、これはお得！
（こんなつまらないキャンペーンを張るくらいなら基本利用料を下げてくれと思いますが…）