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「シグルイブレイド 不屈の剣鬼 藤木源之助」をお求めになった皆様は、もう虎眼流同士の対戦を体験されたでしょうか?
「シグルイブレイド 岩本虎眼」をお持ちの方は、藤木源之助をどう思われたでしょうか。なんだか地味で弱そう? 虎眼先生との違いがよく分からない? それとも、特殊技の性能が分かりませんか?
岩本虎眼をお持ちでなく、今回初めてシグルイブレイドをお手に取られた方は、このピーキーな性能に驚かれたかも知れません。シグルイブレイドはクイーンズブレイドとは一線を画すバランスで作成されており、うかつに戦うと死屍累々というはめになりかねません。
そこで今回は、そんなあなた方のために藤木源之助対戦攻略を用意させていただきました。これさえ読めばあなたもシグルイブレイド虎眼流内弟子、いや師範代も夢ではありません。たぶん。
それでは残酷無惨対戦活劇、第二幕の始まりで御座います。
☆虎眼流錆びてはおらぬようだな
まず基本的に押さえておかなければならないのは、藤木源之助は岩本虎眼のコンパチキャラだということです。特殊技はかなり違いますが、基本技と基本性能は虎眼先生の性能と大差ありません。そこで、虎眼先生の戦い方を知っておけばそれがおおむね藤木にも流用できることになります。
そこでまず、未見の方、あるいは見たけど忘れてしまったという方はこちらから先にご覧ください。
岩本虎眼対戦攻略 第一回
岩本虎眼対戦攻略 第二回
第一回は流れ星についての攻略ですが、これはほぼそのまま藤木にもあてはまります。流れ星こそが虎眼流の生命線! これは虎眼流の全員に当てはまることです。とはいえ、藤木は遠距離で流れ星を使えないという制約があり、その分相手の警戒度は減ることになりますが。
第二回は基本性能(高火力・低装甲)についてと「虎拳」「柄打ち」の攻略でした。このうち虎拳は虎眼先生も藤木も同じ性能ですので、そのまま流用できます。ですが藤木には柄打ちがありませんので、柄打ちについての解説は参考に出来ません。そのかわり藤木には「茎受け」「鍔迫り」「簾牙」という高性能な防御技があり、虎眼先生以上に多彩な戦法を構築することができます。
ですが、このあたりの特殊技の解説は次に回し、今回は藤木と虎眼先生のそれ以外の差異を見ていくことにしましょう。
☆攻めの虎眼、守りの藤木
虎眼先生と藤木はコンパチキャラだから基本性能はまったく同じかというと、そうではありません。キャラシーを一見すれば明らかですが、ほぼすべての基本技で虎眼先生のほうが高い攻撃力を持っています。また細かいデータマトリクス的にも、通常技の判定は藤木のほうが微妙に悪くなっています。曖昧パワーで剛剣を振り回す先生に比べると、慎重派の藤木は火力で劣るのです。
ですがその代わり、藤木は火力の差を補って余りある防御性能を持っています。特殊技がほとんど防御系というのはもちろんですが、基本性能からして防御寄りなのです。たとえばそれは21ページ「紐鏡」を見ていただければ明白でしょう。藤木は背後を取られていながらも反撃を繰り出すことが出来るのです。
そう、隙の少なさ! 藤木の本領はここにあります。派手な必殺技が追加されているわけでもなく、虎眼先生に比べると一見地味なキャラクターですが、それこそが藤木の持ち味です。大技で攻めることはせず、相手の隙を待ってじっと耐える。藤木はそんなキャラクターなのです。
第一回はこれで終了です。第二回では藤木オリジナルの特殊技の使い方を見ていこうと思います。
とはいえ、特殊技をあれこれ使いたがらずとも、まずは基本性能+流れ星の戦い方を覚えることが重要です。基本技メインで戦い、たまに流れ星を混ぜていくだけで、ほとんどの敵ならば充分勝てるでしょう。
それではまた次回。
第二回へ
第三回へ
シグルイブレイド公式HP
当日は雨の中、サークルスペースまで来て頂いた方にはお礼の申し上げようもありません。本当にありがとうございました。
例によって設営から頒布まで手際の悪く、皆様にゆっくりご挨拶もできませんしたが、頂いたお言葉は次の本を作る原動力にさせていただきます。重ねて御礼申し上げます。
さてさて、おかげさまで今回の『不屈の剣鬼 藤木源之助』も前回の虎眼先生同様の好評を持って迎えていただいたようで、「これでやっとシグルイ同士の真剣勝負対戦ができる!」という喜びの声をたくさんいただきました。
あー、手が遅く、コミケごとに1冊ずつしか出せず申し訳ありません(´・ω・`)
次もコミケに受かれば牛股師範を作る予定でいます。受かるといいなぁー。
基本的に藤木は虎眼先生のコンパチキャラではありますが、特殊技が虎眼先生とかなり違うため、異なった戦い方をすることができます。前回の虎眼先生同様、近いうちに藤木の対戦指南記事も書いてみたいと思っていますので、虎眼流の使いこなしが分からないという方はぜひご覧ください。
藤木の書店委託や虎眼先生の再販についてはただいま検討中です。何か決まりましたらまた当ブログやシグルイブレイドHPでお知らせします。
それでは、これからも今までどおりボチボチやっていきたいと思いますので、今年もMURASAMA Factoryをよろしくおねがいします。
12月29日/1日目(土) 東ヒ-38b
いよいよC73が近づいてまいりました。
地方在住者の私は28日には出発しなければなりませんので、おそらくこれがコミケ前最後のブログ更新になります。
帰還は1日になるため、この週末はメールチェックや通販作業や2chができませんのでご了承ください。
(ここまで夏のコピペ)
頒布物について(過去記事)
冬コミ頒布物情報とか
シグルイブレイド第二弾プレビュー「藤木源之助」
☆とゆーことで既刊TRPGシナリオも一応持って行きますが、配置は今までのクトゥルフ列ではなくゲームブック島になりますので、シナリオをお求めの方はお気をつけください。
☆シグルイブレイドの頒価は、前回と同じく「1冊600円、ただし2冊以上同時にお求めなら1冊につき500円」とさせていただきます。時間を置いて再度おいでになっても、おそらく私のほうでお顔を覚えていられないと思いますので、そのあたりはご容赦ください。なにせ頒布作業だけでいっぱいいっぱいなもので……。
☆お釣りは充分に用意していくつもりですが、場合によっては足りなくなるかもしれません。特に、午後晩くに来られる予定の方は小銭を用意していただけるとたいへん助かります。
☆完売ということはそうそうないと思いますので、午後においでになっても大丈夫のはずです。スペースからの撤収は15時~15時半あたりを予定しています。
それでは皆様、会場でお目にかかりましょう。
当日はよろしくお願いします。
吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!
サイレントヒルのタイトルを利用する事だ……!
売り上げのためだけに利用する事だ…
海外メーカーに『丸投げ外注』を!! 名前だけ貸してッ!
ゆるさねえッ!
コナミは今再びッ! ファンの期待を『裏切った』ッ!
評価 : 6/10
結論 : 歴代サイレントヒルシリーズ最低の出来であり、サイレントヒルのタイトルを名乗るに値しない。ただしサイレントヒルでないと思えば普通に佳作ホラーアクションゲームとして遊べる。
クリアしました、『SILENT HILL ZERO(サイレントヒルゼロ)』。
なんとか勲章もフルコンプしましたので、レビューの完全版を書いてみました。ではではご覧ください。
ファーストレビューはこちら
○結論から話そうか
クソゲー。
○でもほんとはクソゲーでもないよ
私はサイレントヒルシリーズの大ファンです。信者と言ってもいいでしょう。そのため『ゼロ』にもかなりの期待を寄せていたのですが、前回のレビューでは、期待が大きかった分だけ余計に反動で酷評を下してしまいました。ですがそのあたりを割り引いて考えれば、実はそれほどクソゲーというわけでもありません。
操作性などで多少の問題があるのは確かですが、『ゼロ』はそれなりにホラーアクションゲームとして完成されています。建物やクリーチャーは非常に気味悪く、サウンドも恐怖感をかきたて、戦闘もそこそこ楽しめます。もし私が歴代サイレントヒルシリーズをまったく知らなかったとしたら、「怖い!面白い!」と高評価をつけていたかもしれません。
ですが、明らかに『ゼロ』はサイレントヒルシリーズとしては最低の出来です。歴代シリーズの上澄みをすくって混ぜ合わせて作られた、言うなれば「ミニ・サイレントヒル」「サイレントヒルの物真似」――それが『ゼロ』です。
「携帯ゲーム機だから」「海外のゲーム会社に作らせたから」というのは言い訳にはなりません。それがサイレントヒルの名を冠する以上、たとえ一点でもなんらかの形で旧作を超えていなければファンは納得しません。そして残念ながら、『ゼロ』はファンの期待に応えられる水準にはなかったのです。
○PSPゆえの諸問題
アナログパッドの操作性が悪い。画面が小さく迫力に欠ける。ヘッドホンを使わないと音が悪い。ロードがあまり早くない。
むろんPSPならではの利点もあります。携帯性はもちろん、いつでも即座にゲームを中断できるのは大きな長所です。ですが、絵と音が重要な役目を担うホラーゲームとしては、デメリットのほうが大きいと言わざるを得ません。
またこれはPSPの液晶画面に合わせたせいなのかは分かりませんが、基本的に画面が明るすぎ、ライトを使わなくても問題なくプレイできます。そのせいで恐怖感がまったく台無しになっています。
通信対戦などの要素も皆無で、PSPである必要性はどこにもありませんでした。いったいなぜPS2で作らなかったのでしょう?(まぁ、この内容そのままをPS2で出したとしたら、間違いなくクソゲーと呼ばれていたでしょうが)
○アクションのバランスがよくない
『ゼロ』はサイレントヒルシリーズとしては比較的アクションを重視していますが、その肝心のアクションがあまり良い出来ではありません。スタッフがアクションに賭ける意気込みは「使い捨て近接武器」「投げる武器」という新システムから伝わってきますが、それが裏目に働いてしまっています。
どんどん武器を使い捨てていく、あるいは戦闘中に次々と武器を変えていく、というコンセプトは確かに新鮮でした。ですがこのシステムは、「素手で全モンスターを薙ぎ倒す主人公」「武器がものすごく余る」という問題を生んでしまいました。
使い捨て制ですから、当然武器がひとつもなくなることもありえます。その時に攻撃ができなければ詰んでしまいますので、今回の主人公は強力な素手攻撃ができるように設定されています。ところがその素手攻撃があまりにも強く、武器なんぞ使わなくてもすべての雑魚モンスターを殴り殺してしまえるのです! 敵ゾンビをかたっぱしから殴り倒す主人公って、ホラーゲームのイメージ的にどうなの?
その結果使われもしない無意味な武器が山ほど残され、たまに武器を使おうとしたプレイヤーはセレクト画面でイライラすることになるわけです。ちなみに私の初回プレイでは60近い武器が余りました。
また戦闘バランスもかなり気になりました。主人公は素手で敵を殴り殺すマッチョガイですが、耐久力は非常に低く、攻撃されるとすぐに死にます。しかもゲーム内の武器が非常に多いのに対して回復アイテムは非常に少なく、アクションが苦手なプレイヤーはひたすら死亡を繰り返すことになります。結局ベストな戦法は敵の配置を覚えて逃げることだと判明し、使われない武器がさらに溜まっていくわけです。
○ストーリーとキャラクター
宣伝では「サイレントヒルの秘められた真実に迫る!」のように煽っています。ですが実際には、いかにも後から考えて取ってつけたような、かなりどうでもいいストーリーでした。カウフマンやリサもとりあえず出てくるだけのことで、ちょっと顔を見せてはどこかへ行ってしまいます。このあたり『1』をやってない人にはなにがなんだか分からないと思われます。
また主人公も妙な性格で、何の理由も必然性もないのに異常事態にどんどん首を突っ込んでいきます。そしてラスト、サイレントヒルらしからぬさわやかなハッピーエンドは失笑ものです。
○本当の問題点はそこじゃない
ですが、『サイレントヒルゼロ』最大の欠点は、操作性でもストーリーでもありません――それは「退屈」なことなのです。
基本的にサイレントヒルシリーズはサイレントヒルの街の中だけでゲームが展開します(『4』は別格ですが)。しかしそこは考えられたもので、病院、学校、遊園地、下水道、監獄、電車など様々な場所を舞台とし、プレイヤーを飽きさせません。さらに裏世界もまた緊張感と恐怖の演出に一役買っています。
しかし『ゼロ』の面構成はおおむねどこも似ています。要するに、単調なのです。延々と似たようなマップが続き、飽きます。退屈です。
さらに今回は表と裏を自由に行き来することができるため、単に同じマップがテクスチャだけ張り替えて2倍に水増しされているようにしか感じませんでした。どこまで行っても似たような建物、似たような敵、その敵をひたすら殴り倒す主人公――これのどこがサイレントヒルなんですか?
○ついでに
なんかバグがいくつも見つかっているようです。ささいなものが大半ですが、中には致命的なのも。劇場のチケット使ってからアパートに戻ると、永遠に劇場に入れなくなるそうですよ。幸い私は効果音が消えたくらいのバグしか遭遇しませんでしたが。
あと日本語訳文が変です。手抜きすんな。
○結局、買いなの?
あなたがサイレントヒル信者で、サイレントヒルと名のつくものならどんなものでも買う程の大ファンなら、むろん買うしかありません。「しょせん携帯ゲーム版」「ただのアクション」だと割り切ればそこそこ遊べますよ。
あなたが特にサイレントヒルファンというほどでもなく、今までにサイレントヒルをひとつかふたつ遊んだことがある程度でしたら、『ゼロ』はお勧めできません。据え置き機のほうがグラフィックもゲーム性も間違いなく上です。そちらを先にどうぞ。
あなたがまったくのサイレントヒル未経験者であるなら、絶対に『ゼロ』から始めるべきではありません。あなたが『ゼロ』だけを遊んで「サイレントヒルってこの程度なんだな」と思ってしまうのはとても悲しいことです。個人的には、初心者の方には『2』から入ることをお勧めします(ストーリーが独立しているため)。
えー、『サイレントヒルゼロ』レビューは以上です。
『ゼロ』のためにPSPを購入までした私としては、期待が裏切られたという思いがどうにも止められず、このような酷評をさせていただいた次第です。異論がある方はコメントでもメールでもご自由にどうぞ。お相手いたします。
でも『5』も海外制作なんだよね……『ゼロ』の二の舞はごめんだぜー。
実は『ゼロ』にはこの「使い捨て武器」以外にもうひとつ、新しく導入された戦闘システムがあります。それは「投げて使う武器」です。
むろんこのゲームはサイレントヒルですので、手榴弾や投げナイフなんかは落ちていません。じゃあ何を投げるのかというと、トースター、かご、書類棚、瓶、そして小型テレビといったシロモノです。これらは一度投げれば消えてしまうのですが、当たったときの威力は近接武器や銃器の比ではなく、ザコなら一撃で倒すことができます。なんたる斬新なシステム!
まぁ結論から言えばこのシステムは、『サイレントヒルゼロ』をクソゲーにした原因のひとつだったわけですが。
「使い捨て武器」と「投げる武器」が複合した結果、主人公は非常に大量の武器を持ち歩くことになります。適度に消費していけばいい話ではありますが、下手なプレイヤーはすぐ死ぬので戦闘をできるだけ回避しますし、逆に上手いプレイヤーは素手で敵を全部倒せてしまうので、どっちにしても中盤以降は武器がやたらと余ることになります。
その結果アイテム欄がずらっと武器で埋まり、強敵との戦闘中に、えらい数の武器からどれかを選ぶだけで一苦労するはめになるわけです。それも、1戦闘中に何度も。まったく間の抜けた仕様としか言いようがありません。
ついでに言えば、テレビやトースターをたくさん持ち歩いて次々と敵に投げる主人公の姿はかなり間抜けでもあります。
……と思っていたところ、なんと現実が『ゼロ』に追いついてきたのです!
http://www.meitai.net/archives/20071221/2007122111.html
なんたること……『ゼロ』恐るべし……!